歌ごよみ・干菓子


不老園正光の干菓子
和菓子は季節の移り変わりや風情・趣向を色や形にとり入れ、
それぞれの味覚を繊細に造り出していくものとして
広く愛好されております。
なかでも“茶菓子は”は侘び・寂びの茶の湯において欠くことの
出来ないものでございます。
もともと茶の湯には濃茶と薄茶があり、濃茶の主菓子としては
主として生菓子が、薄茶には生菓子・干菓子の両方が
用いられております。
干菓子には、打もの・押もの・生砂糖・有平糖・流しものなどの種別が
ございますが、これらの菓子を季節のいろどり鮮やかに取り入れ、
それぞれの味を詰合わせましたのが不老園の
“干菓子撰”でございます。
お抹茶・お煎茶の味に趣をそえる不老園の干菓子ならではの
味覚をお楽しみいただけます。
